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プログラミングの備忘録と私生活を

秋山好古の名言から考える

 

 

秋山好古は「日本騎兵の父」と称された陸軍軍人で、日露戦争では当時世界最強と言われていたコサック騎兵団を破りました。

 

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司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公として有名ですね。私が好きな歴史上の人物の一人です。

 

坂の上の雲で描かれる秋山好古という人物は一風変わった性格で周囲を困惑させるのですが、しっかりと自分の信念を持ち終始一貫しています。

 

司馬遼太郎の名言か秋山好古の名言かは定かではありませんが私が好きな名言はこちらです。

 

 

己の意見もない者が、

他人の意見を読むと害になるばかりだ。

 

 これは弟の真之が学生だった時に言った発言で、勉強のために新聞を読んでいた真之に厳しく注意しました。

 

この言葉は現在でも通じる教訓を含んでいると思います。自分で思考する習慣のない人間が他人の考えをひたすらインプットしてもそこから独創的なアイデアは生まれません。

 

自律的に思考ができない人間が他人の意見を読んでさも知った気になっているというのは過去も現在も変わらないことです。

 

この言葉は弟に自分で考えることができる人間に成長してほしいという兄の愛情で、それが後の日本海海戦で活躍した秋山真之の土台になっていると思うと感慨深いです。

 

 

 

男子は生涯、

一事をなせば足る。

 

 私自身、時々人生の意味や目的について考えることがありますが、この言葉をみると自分がやるべきことはなにかと思い出すことができます。

 

一番大事なのは自分が登る山を決めることで、登る山が決まったらひたすら頂上を目指して登ることに専念するだけだと教えてくれます。

 

あれもやりたい、これもやりたいと欲張るのではなく、ただ一つ自分が決めた道を究めるというのは元祖ミニマリストの好古らしい考え方だと思います。

 

 

男にとって必要なのは、

若いころに何をしようかということであり、

老いては何をしたかということである。

 

好古の人生がこの言葉に集約されていると思います。

 

日露戦争で、日本の勝利に莫大な貢献をし陸軍大将まで上り詰めた好古ですが、地位や名誉への執着心は薄く、晩年は郷里の松山で中学校の校長としてひっそりとその生涯を終えました。

 

人生として与えられた短い時間をどう生きるかは自由ですが、私は好古のような生き方をしたいです。

 

完全なる自己満足ですが、仮に何物にもなれなくてもいいんです。

 

だってそれをあざ笑う大多数の人が何物でもないのですから。

 

 

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)