電脳ヒモ

~Lord of the Strings~

頑張りたいけど頑張れない人は甘えではない

頑張りたいのに頑張れない・・・


やりたいことや、やらなければならない事も沢山あるのになかなかできない・・・


無気力だけど社会生活はなんとか送れるレベルの状態・・・


一番社会に飼い殺されている状態・・・


健康で元気いっぱいな人と鬱で寝たきりの状態の人を対極にしたスペクトラム(連続体)の中で、あまりにも鬱がひどい人は医者から「統合失調症」だとか「双極性障害」といった病名をつけられて障がい者手帳をもらい社会から切り離されてしまいます。


鬱病の本人は「気分にムラがあるだけで前とそんなに変わらないよ」と言っても周囲は前と同じ目線では見てくれません。


正直、医者に掛かったら手帳貰えるような人が医者に掛からない理由はこういうところにあるのではないでしょうか。



世の中には障がい者手帳を貰うほどでもないけど、鬱病に苦しむ人、スペクトラムで鬱病と判断される線の手前にいる人が結構いると思います。


重度の鬱病患者も大変だと思いますが、このグレーゾーンの人たちのキツさも分かって欲しいです。


一般的な感覚の人からすると、努力しない人と頑張りたいけど頑張れない人は同じに見えると思いますが、実は違います。


努力しないという人は精神的には元気いっぱいだけど

「勉強わかんねー、ゲーセンで遊ぶ方が楽しいしー」

という理由で努力をしないような人です。



一方で頑張りたいけど頑張れないという人は、勉強や仕事は好きで、興味も充分にあるし、頑張ってその分野を極めたり、成果をあげたいと思ってはいるのに、いざ頑張ろうとすると身体に力が入らない、踏ん張った瞬間に全身の力が抜けてしまうといった人です。


簡単にいうと鬱病に片足突っこんでる状態の人です。


鬱病になると身体が怠く、力が入りません。ベットから起きるのも一苦労です。


頑張りたくても頑張れない人は、その人のベストの状態を100%とすると50~60%くらいの力で他の人たちと闘わなければなりません。


ポケモンで例えるなら、状態異常なしの相手に、混乱と毒状態で闘っているようなものです。



鬱病の寛解記録などでは

「以前は寝たきりで動けませんでしたが、今では仕事に復帰できるようになりました。」

みたいなエピソードを頻繁に目にします。



それを見るたびに寛解ってそのレベルなのか、前に頑張れてた100%までは戻らないのかと思ってしまいます。


本気を出そうとするけどターボチャージャーが正常に作動しない、目の前の課題に全力を出せない歯がゆさや悔しさを感じている人も世の中には沢山いるのではないでしょうか。


このような苦しみを抱えている人に

「凹んでるときは居酒屋とかカラオケとか行ってストレス発散するのが一番!」

とか

「ツラいのはみんな同じだよ・・・」

なんて言っても気持ちを逆なでするだけで意味はありません。



じゃあ具体的にどうすればいいのかという話になりますが


結論としては少し安易かもしれませんが、運動をすることです。



筋トレや有酸素運動が鬱病に有効だという研究は沢山ありますし、実際に良くなったという体験談もよく目にします。


寝たきり状態の人はそれ以前の話ですが、今回のグレーゾーンの人で普段運動をしていないという人は一度試してみた方が良いと思います。



個人的に筋トレ万能論みたいなのはあまり好きではないのですが、肉体と精神が結びついているという感覚が希薄になった現代において、運動はその結びつきを実感できる貴重な機会です。


私はここ数年筋トレなどの運動を全くしていなかったので、この全身の無気力感や脱力感を解消するために運動を始めよう、ということでジムに会員登録してきました。

最近自分の感情がよく分からない状態で、失感情症(アレキシサイミア)のような症状が出ているので、自分の感情を自覚するためにヨガなどの運動が有効であるなんて研究結果を信じてヨガ教室のあるジムにしました。

アレキシサイミア(alexithymia)は、P. E. シフネオスらによって1970年代に提唱された概念で、ギリシャ語の「a:非、lexis:言葉、thymos:感情」から作られた造語である。自らの感情を自覚・認知したり表現することが不得意で、空想力・想像力に欠ける傾向のことをさす。


エンジンが空回りして思うように頑張れない、頑張りたいのに何故か力が入らない、抜けてしまうという人は週一程度でいいので日常生活に運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。


少しでも現状の苦しさから抜け出せることを願っています。


そういう自分も当事者でもあるので、運動がどの程度モチベーション向上に影響するかをちょこちょこ書いていこうと考えています。