電脳ヒモ

ネガティブからポジティブへ

うつ病等の精神疾患は一生治らない

うつ病などの精神疾患とは無縁の方に向けて、精神疾患者と健常者の齟齬をなくすための記事を書いてみました。

 

もしあなたが精神的に何らかの問題を抱えている方と関わる必要がでてきた時に以下のことを頭の片隅に思い浮かべて頂ければ、より良いコミュニケーションに繋がると思います。

 

 

励ましの言葉は害悪

 

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精神的にしんどい時、友人に相談をすると「元気出せよ!」励ましの言葉が返ってきます。

 

こういう精神状態の時にポジティブな言葉は受け付けないのでこの友人に相談することはやめました。

 

なんだろう、体調崩して気持ち悪くてお粥ぐらしいか喉を通らない時に、マック赤坂の「スマイルッ!」とか「ネガティヴからポジティブへ!」みたいなフライドチキンやハンバーガーを与えられても食べられないし…

 

「このタイミングでこんなもの食わせる気かよ!」と怒りすら覚えます。

 

 

精神疾患は一生治らない

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精神的にしんどい時、友人に相談をすると「そういえば◯◯の親がうつ病治ったって聞いたよ!」という返答をされました。

 

うつ病は風邪みたいに治るものじゃないと伝えるのも面倒だったのでこの友人に相談することはやめました。

 

ここでいう「治る」というのはうつ病になる前の完全に元気だった状態に戻るということです。

 

うつ病を主因として休職した社員は、職場に復帰しても5年以内に50%が再発して再び休職してしまい、2回目の復職では70%、3回目では90%になるそうです。

 

精神疾患を抱えた人は足に枷をつけているような状態です。

 

この枷の重さは日々変わっていて、服薬や治療で重さが限りなく0に近くなることはありますが、これは本当の意味で治ったとは言えません。なにかのキッカケで再び重さが5キロや10キロになってしまうこともあります。精神疾患を抱えたらこの枷と死ぬまで付き合っていかなければなりません。

 

 

精神疾患者は社会的に不利

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精神的にしんどい時、友人に相談をすると「精神障害者用の雇用とかあるから手帳とか取れば良いじゃん!」と勧められました。

 

精神障害者になることで被る莫大な社会的損失を考慮せずに軽薄なメリットを提示する無神経さに嫌気がさしこの友人に相談することはやめました。

 

当たり前といえば当たり前ですが、精神疾患者は現代の資本主義社会において圧倒的に不遇な状況に置かれています。

個人が能力やスキルを伸ばしてより多くの利益を生み出すことが重要だという社会は、ゴールのないマラソンのようなものです。

 

全世界の人々が人より多くの距離を走ろうと努力しています。そんなレースの中で精神疾患者は足に重い枷をつけているので速く走ることができません。もちろん元々のポテンシャルが高く、5キロの足枷をつけていても健康な人より速く走れる人もいますが、もしもその人に足枷がなければより遠くまで走ることが出来ていたはずです。

 

 

まとめ

ある調査によると人口の5人に1人が精神疾患を抱えているらしいですが、それでも世の中の多くの人はタフなメンタルで日々生活しています。

 

少数派が多数派にいくら訴えてもなかなか伝わらないし理解してもらえません。

 

僕は世の精神疾患に苦しんでいる人を助けたいというのはおこがましいですけど、少しでも楽になってほしいと本気で思っています。

 

なのでこういうところで啓蒙活動をしているわけですが、読み返してみるとだいぶ自分本位な内容になってしまいました・・・